制御 |
制御方式 |
V/f制御 |
VF |
ダイナミックトルクベクトル制御 |
IM-SVC(DTV) |
V/f制御、滑り補償あり |
VF with SC |
速度センサ付きV/f制御(PGインタフェースカードが必要) |
IMPG-VF |
速度センサ付きダイナミックトルクベクトル制御(PGインタフェースカードが必要) |
IMPG-DTV |
IM速度センサ付きベクトル制御(PGインタフェースカードが必要) |
IMPG-VC |
PM磁極位置センサレスベクトル制御 |
PM-SVC |
電圧/周波数特性 |
ベース(基底)周波数,最高出力周波数共通で160~500V設定可能
折れ線V/f設定(3点):任意の電圧(0~500V) 、周波数(0~500Hz)を設定可能 |
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トルクブースト |
自動トルクブースト(定トルク負荷用)
手動トルクブースト:任意のトルクブースト値(0.0~20.0%)を設定可能
適用負荷の選択可能(定トルク負荷用、2乗低減トルク負荷用) |
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始動トルク |
150%以上/設定周波数:0.5Hz ベース周波数50Hz、すべり補償・自動トルクブースト動作時 |
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運転・停止操作 |
キー操作 |
:RUNキー、STOPキーによる運転・停止 |
外部信号 |
:正転(逆転)運転・停止指令[3-ワイヤ運転可能],(デジタル入力) フリーラン指令,外部アラーム,異常リセットなど |
リンク運転 |
:RS-485通信(標準内蔵), フィールドバス通信(オプション)による運転 |
運転指令
切換え |
:リモート/ローカル切換え、リンク切換え |
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周波数設定 |
キー操作:UP/DOWNキーにより設定可能
外部ボリューム:可変抵抗器による設定(外部抵抗器:1~5kΩ1/2W) |
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アナログ入力:
DC0~±10V(DC±5V)/0~±100%(端子12)
DC0~+10V(DC+5V)/0~+100%(端子12)
DC4~20mA/0~100%(端子C1)
DC4~20mA/-100~0~100%(端子C1)
DC0~20mA/0~100%(端子C1)
DC0~20mA/-100~0~100%(端子C1)
DC0~+10V(DC+5V)/0~+100%(端子V2)
DC0~+10V(DC+5V)/-100~0~+100%(端子V2) |
DC+1~+5Vもバイアス・アナログ入力ゲインにて調整可能 |
UP/DOWN運転 |
:デジタル入力信号がONしている間、周波数を上昇・下降させる |
多段周波数選択 |
:最大16段(0~15段)まで選択可能 |
パターン運転 |
:事前に設定された運転時間,回転方向,加減速時間および設定周波数に従って自動運転する。最大7ステージまで設定可能 |
リンク運転 |
:RS-485通信(標準内蔵), フィールドバス通信による設定(オプション) |
周波数設定切換 |
:2種類の周波数設定を外部信号(デジタル入力)により切換え可能
リモート/ローカル切換え、リンク切換え |
周波数補助設定 |
:端子12、C1、V2入力のそれぞれを加算入力として選択可能 |
比率運転設定 |
:比率値は、アナログ入力信号による設定可 DC0-10V/0(4)-20mA /0-200%(可変) |
逆動作 |
:外部よりDC0~+10V/0~100%をDC+10~0V/0~100%に切換え可能(端子12,V2)
:外部よりDC0~-10V/0~-100%をDC-10~0V/0~-100%に切換え可能(端子12)
:外部よりDC4~20mA/0~100%をDC20~4mA /0~100%に切換え可能(端子C1)
:外部よりDC0~20mA/0~100%をDC20~0mA/0~100%に切換え可能(端子C1) |
パルス列入力
(標準) |
:パルス入力=X5端子、回転方向=汎用端子
コンプリメンタリ出力の場合:max 100kHz,オープンコレクタ出力の場合:max 30kHz |
パルス列入力
(オプション) |
:PGインタフェースカードが必要
正転/逆転パルス、パルス+回転方向
コンプリメンタリ出力の場合:max 100kHz,オープンコレクタ出力の場合:max 30kHz |
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加速・減速時間 |
設定範囲 |
:0.00~6000sの範囲で設定 |
切換え |
:加速・減速時間を個別に4種類設定・選択可(運転中切り換え可) |
加減速パターン |
:直線加減速,S字加減速(弱め,任意(機能コードで設定可),曲線加減速 |
減速モード
(フリーラン) |
:運転指令OFFにて、フリーラン停止 |
JOG専用加減速時間 (0.00~6000s) |
強制停止用減速時間 |
:強制停止(STOP)により、専用減速時間で減速停止。強制停止中はS字無効 |
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周波数リミッタ
(上限、下限周波数) |
上限周波数、下限周波数ともにHz値で可変設定
設定周波数が下限周波数以下で、下限周波数で運転継続/停止動作を選択可能 |
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周波数/PID指令バイアス |
周波数設定、PID指令のバイアスを0~±100%の範囲で個別に設定可能 |
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アナログ入力 |
ゲイン |
:0~200%の範囲で設定 |
オフセット |
:-5.0%~+5.0%の範囲で設定 |
フィルタ |
:0.00s~5.00sの範囲で設定 |
極性選択(±/+) |
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ジャンプ周波数 |
動作点(3点)および共通のジャンプ幅(0~30Hz)の設定が可能 |
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タイマー運転 |
タッチパネルで設定した運転時間だけ運転し,停止する(1サイクル運転) |
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ジョギング運転 |
RUNキー、またはデジタル接点入力(FWD,REV)による運転(専用加減速時間個別設定、専用周波数設定) |
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瞬時停電時再始動 |
停電時
トリップ |
停電で即時トリップさせる |
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復電時
トリップ |
停電でフリーランさせ、復電後トリップさせる |
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減速停止 |
停電で減速停止し、停止後、トリップさせる |
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運転継続 |
負荷慣性エネルギーを利用し、運転継続をさせる |
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瞬停前
周波数始動 |
停電でフリーランし、復電後、瞬停時の周波数で始動させる |
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始動
周波数始動 |
停電でフリーランし、復電後、始動周波数で始動させる |
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復電時
周波数始動 |
停電でフリーランし、復電後、速度をサーチして再始動させる |
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電流制限
(ハード電流制限) |
ソフト電流制限では応答できない急峻な負荷変動や瞬時停電時などによる過電流トリップを防ぐためにハードによる電流制限を行う(キャンセル可) |
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電流制限
(ソフト電流制限) |
出力電流が設定した動作レベル以下になるように周波数を自動的に低減させる(キャンセル可) |
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滑り補償 |
負荷に応じた速度変動を補償する
すべり補償応答時定数設定可能 |
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ドループ制御 |
複数モータでの駆動システムにおいて、各々のモータ速度を調整し、負荷トルクをバランスさせる制御を行う |
PM-SVCを除く |
トルク制限 |
出力トルクをあらかじめ設定された制限値以下に制御する
第1トルク制限値/第2トルク制限値へ切換 |
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トルク電流制限 |
トルク制限またはトルク電流制限を選択可
アナログトルク制限入力 |
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過負荷停止 |
検出トルクまたは電流があらかじめ設定された値を超えた場合、インバータはモータを減速停止もしくはフリーラン停止する
当て止め選択が可能 |
IMPG-VC
PM-SVCを除く |
PID制御 |
プロセス制御用PID調節器/ダンサー制御用PID調節器
正動作/逆動作切換
PID指令:タッチパネル,アナログ入力(端子12,C1,V2),多段指令3段,RS-485通信
PIDフィードバック値:アナログ入力(端子12,C1,V2)
警報出力可能(絶対値警報・偏差警報)
少水量停止機能搭載(少水量停止前に加圧運転可能)
アンチリセットワインドアップ機能
PID出力リミッタ
積分リセット/ホールド機能 |
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リトライ |
リトライ対象の保護機能が動作した場合でも一括アラームを出力することなく、設定した回数まで自動的にトリップ状態を解除し運転を再開する
最大20回(機能コードで設定可能)まで設定可能 |
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拾い込み |
起動前にモータ回転速度を推定し、空転中のモータを停止させることなく始動する(モータ電気定数チューニング必要:オフラインチューニング) |
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回生回避制御 |
減速時に直流中間電圧/トルク演算値が回生回避レベル以上になると、減速時間を自動的に延長し、過電圧トリップを回避する(減速時間の3倍以上で強制減速の有無、設定可能)
定速運転中にトルク演算値が回生回避レベル以上になると、周波数を上げる制御により過電圧トリップを回避する |
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減速特性(制動能力向上) |
減速時、モータのロスを増加させ、インバータに回生されるエネルギーを低減し、過電圧トリップを回避する |
同期モータ時はキャンセルされます。 |
自動省エネルギー運転 |
一定速中にモータ損失とインバータ損失の総和が最小となるように出力電圧を制御する |
同期モータ時は専用の高効率制御となります。 |
過負荷回避制御 |
過負荷により、周囲温度やSiC接合部温度が上昇すると、インバータ出力周波数を低下させ、過負荷を回避する |
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オフラインチューニング |
回転式と非回転式、モータ定数のチューニングを行う
%R1と%Xのみのチューニング
PMモータのチューニング |
IM-SVC(DTV)のみ |
オンラインチューニング |
運転中のモータ温度上昇による速度変動を抑制するため、モータパラメータの自動調整を行う |
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第1~2モータ設定 |
2台のモータを切換え可能。第1~2モータのデータとしては、基底周波数、定格電流、トルクブースト、電子サーマル、すべり補償などが設定可能 |
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ユニバーサルDI |
汎用デジタル入力端子に接続された外部デジタル信号の状態を上位コントローラへ伝達 |
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ユニバーサルDO |
汎用デジタル出力端子へ上位のコントローラからのデジタル指令信号を出力 |
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ユニバーサルAO |
アナログ出力端子へ上位コントローラのアナログ指令信号を出力 |
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速度制御 |
振動抑制用ノッチフィルタ
ASR定数切替可能(4組,モータ切替端子による,運転中切換え可能)(PGインタフェースカードが必要) |
IMPG-VCのみ
PM-SVC, IMPG-VC |
周速一定制御 |
ワインダ/アンワインダのような機械において、ロールの周速が一定となるようにモータの回転数制御を行う(PGインタフェースカードが必要) |
IMPG-VF |
位置決め制御 |
PGからのフィードバック信号をインバータ内部でカウントして、設定されたスタートポイントから運転を開始し、 設定された位置に停止するように自動的に減速運転を行う(PGインタフェースカードが必要) |
IMPG-VC
PM-SVCを除く |
マスタースレーブ運転 |
2台のモータの位置同期運転を行う(PGインタフェースカードが必要) |
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予備励磁 |
モータ起動前にモータ磁束を立ち上げるために、励磁を行う(PGインタフェースカードが必要) |
IMPG-VC |
速度ゼロ制御 |
速度指令を強制的にゼロにして、ゼロ速度制御を行う(PGインタフェースカードが必要) |
IMPG-VC |
サーボロック |
インバータを停止し、停止位置の保持制御を行う(PGインタフェースカードが必要) |
IMPG-VC |
直流制動 |
インバータ停止時にモータに直流電流を印加し、制動トルクを発生させる
インバータ始動時にモータに直流電流を印加し、予備励磁を行う |
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機械ブレーキ制御 |
出力電流・トルク指令、出力周波数、タイマにより、釈放・投入タイミングを調整した機械ブレーキ制御信号を出力することが可能
機械ブレーキ動作確認入力 |
PM-SVCを除く |
トルク制御 |
アナログトルク指令/トルク電流指令入力
暴走防止のため、速度制限機能付き
トルクバイアス機能(アナログトルクバイアス設定・デジタルトルクバイアス設定)(PGインタフェースカードが必要) |
IMPG-VC |
回転方向制限 |
正転/逆転のそれぞれを防止する |
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カスタマイズロジックI/F |
デジタル/アナログ入出力信号によりデジタル論理回路やアナログ演算回路を選択・接続し、単純なリレーシーケンスを構成したり、自由に演算させることができる
論理回路 |
:(デジタル) AND, OR, XOR, フリップフロップ, 立ち上がり・立下り検出, 各種カウンタなど
(アナログ) 加算、減算、乗算、除算、リミッタ、絶対値、符号反転加算、比較、最大値選択、最小値選択、平均値、尺度変換 |
多機能タイマ |
:オンディレイ、オフディレイ、パルス列など
設定範囲:0.0~9990s |
入出力信号 |
:汎用デジタル入出力端子、汎用アナログ入出力端子、 論理回路出力、インバータの内部情報など |
その他 |
:200ステップ可能。各ステップは2入力1出力 |
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