自動車試験装置
恒温槽・温調装置

開発試験

:主に製品開発の性能試験用途の製品

主に電動車(EV等)において使用される大型部品の性能評価試験を高精度な環境で実現。

導入のメリット
供試体の負荷変動に左右されない試験環境を実現

急激な変動(注1)にも高精度に追従可能

幅広い温度帯の試験環境の構築を1台で実現(注2)

低温環境でも霜取りサイクル不要で、昼夜連続運転が可能

EV部品用温調試験装置
EV部品用温調試験装置

注1

:WLTCモードを模擬した負荷変動

注2

:JASO D14-4、ISO16750-4、ISO19453-4などの対応もご相談ください

  • EV用のモータ・インバータなどの部品の性能評価試験を幅広い温度帯で実施することができます。

  • 負荷追従制御の採用により、モード試験開始後の負荷変動にも追従して一定の温度を保ち続けます。

  • オプションとして湿度制御機能にも対応します。さらに、建屋インフラ設備・オイル温調装置などの付帯設備も提供可能です。

3つの特長

1 試験環境の安定化

♦供試体から発生する発熱負荷に対して、低温域から高温域(-40~+120℃)まで、槽内温度±1℃以内の 温度制御を実現します。

-40℃モード試験における負荷追従性
-40℃モード試験における負荷追従性
120℃モード試験における負荷追従性
120℃モード試験における負荷追従性

2 試験時間の効率化

♦設定温度到達時間の短縮により、試験時間の短縮につながります。また、低温運転時の霜取りサイクルが不要なため、昼夜連続運転も可能です。

設定温度到達時間の短縮効果(イメージ)
設定温度到達時間の短縮効果(イメージ)
低温運転時の霜取りサイクル削減効果(イメージ)
低温運転時の霜取りサイクル削減効果(イメージ)

3 周辺設備を含めた丸ごと提案

♦温調装置1台に複数台の恒温槽を接続する構成のご提案や、建屋インフラ設備・オイル温調装置などの付帯設備を含む一括対応も可能です。

イメージ

複数台の同時試験は供試体の発熱量や恒温槽のサイズにより対応可否が異なります。

イメージ

操作画面イメージ

コーナリング試験
摩耗試験
  • 10.4インチのプログラマブル表示器を搭載。

  • 優れた視認性で操作はシンプルで簡単。複雑な操作は一切不要。

  • 試験時の環境・制御データは1秒毎に記録。取得したデータはトレンドグラフに出力して供試体データと比較も容易。

製品仕様

恒温槽のサイズによっては、許容発熱負荷が異なる場合がございます。詳細はお問い合わせください。

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