FRN0.2E2S-2J 標準形(3相200V)
仕様
標準適用電動機[kW]注1 | HHD | 0.2 | |
---|---|---|---|
HND | 0.4 | ||
出力定格 | 定格容量[kVA]注2 | HHD | 0.6 |
HND | 0.8 | ||
定格電圧[V]注3 | 3相200~240V(AVR機能付) | ||
定格電流[A]注4 | HHD | 1.6 | |
HND | 2.0 | ||
過負荷電流定格 | HHD | 定格出力電流の150% -1min,200% -0.5s | |
HND | 定格出力電流の120% -1min | ||
入力定格 | 相数・電圧・周波数 | 3相200~240V,50/60Hz | |
許容変動 | 電圧:+10~-15%(相間アンバランス率2%以内)注8 周波数:+5~-5% | ||
定格入力 電流(DCR無)[A]注5 | HHD | 1.8 | |
HND | 2.6 | ||
定格入力 電流(DCR付)[A]注5 | HHD | 0.93 | |
HND | 1.6 | ||
所要電源容量(DCR付)[kVA]注6 | HHD | 0.4 | |
HND | 0.6 | ||
制動 | 制動トルク[%]注7 | HHD | 150% |
HND | 75% | ||
直流制動 | 制動開始周波数:0.0~60.0Hz,制動時間:0.0~30.0s, 制動動作レベル:0~100%(HHD仕様),0~80%(HND仕様) | ||
制動用トランジスタ | 標準内蔵 | ||
最小接続抵抗値[Ω] | 100 | ||
制動用抵抗器 | 別置オプション | ||
直流リアクトル(DCR) | HHD | 別置オプション | |
HND | 別置オプション | ||
保護構造(IEC60529) | IP20 閉鎖形,UL open type | ||
冷却方式 | 自冷 | ||
質量[kg] | 0.5 |
- 注1) 標準適用電動機は,富士電機の4極標準電動機の場合を示します。 選定時はkWだけでなく,インバータ出力定格電流≧電動機定格電流となるように選定する必要があります。
- 注2) 定格容量は,電源系列が3相200V系列の場合,220Vの出力定格電圧で計算。
- 注3) 電源電圧を超える電圧は出力不可。
- 注4) キャリア周波数(機能コードF26)を下記以上に設定した場合は低減が必要となります。
- HHD仕様~3.7kW: 8kHz, 5.5~22kW: 10kHz
- HND仕様~3.7kW: 4kHz, 5.5~15kW: 10kHz, 18.5kW, 22kW: 4kHz
- 注5) 電源容量が500kVA(インバータ容量が50kVAを超える場合は,インバータ容量の10倍)で,%X=5%の電源に接続した場合の試算値を示します。
- 注6) 直流リアクトル(DCR)付の場合を示します。
- 注7) 電動機単体での平均制動トルクを示します。(電動機の効率により変化します。)
- 注8) 相間アンバランス率[%]=(最大電圧[V]- 最小電圧[V])/3相平均電圧[V]×67(IEC61800-3参照。)
2~3%のアンバランス率で使用の場合は交流リアクトル(ACR: オプション)をご使用下さい。 - 注9) HND仕様の2.2,3.7kW: 周囲温度40℃以下
周囲温度が40℃を超える場合,出力定格電流は本書記載に対して1%/℃を目安に低減が必要となります。
外形寸法図

- 寸法(mm)
-
D D1 D2 85 77 8

接続図

- (注1) インバータの入力側(1次側)には配線保護のため, インバータ毎に推奨された配線用遮断器,(MCCB)または漏電遮断器,(ELCB),(過電流保護機能付き)を設置してください。推奨容量以上の遮断器は使用しないでください。
- (注2) MCCBまたはELCBとは別に電源からインバータを切り離す場合に使用するため, 必要に応じて各インバータに推奨された電磁接触器(MC)を設置してください。なお, MCやソレノイドなどのコイルをインバータの近くに設置する場合は, 並列にサージアブソーバを接続してください。
- (注3) 容量が18.5kW以上のインバータにはR0, T0端子があります。インバータの主電源を遮断しても保護機能が動作した場合の一括アラーム信号を保持したい場合や常時タッチパネルを表示させたい場合に, 本端子を電源に接続してください。本端子に電源を入力しなくてもL1/R, L2/S, L3/Tに電源を入力すればインバータを運転することができます。
- (注4) 直流リアクトル(DCR)(オプション)を接続する場合は, インバータ主回路端子P1-P(+)間の短絡バーを外してから接続してください。電源トランスの容量が500kVA以上, かつインバータの定格容量の10倍以上となっているとき, および同一電源系統に,「サイリスタ負荷があるとき」は直流リアクトル(オプション)をご使用ください。
- (注5) 制動トランジスタが内蔵されており制動抵抗器をP(+)-DB間に直接接続できます。
- (注6) モータの接地用の端子。インバータノイズ抑制の為, モータの接地を本端子にて行うことを推奨します。
- (注7) 制御信号線には, ツイスト線, またはシールド線を使用してください。シールド線はアース接地を基本としますが, 外部からの誘導ノイズを大きく受ける場合は, CMへの接続により, ノイズの影響を抑えることができる場合があります。主回路配線とはできるだけ離し, 同一ダクト内に入れないでください。(離す距離は10(㎝)以上を推奨。)交差する場合は,主回路配線にほぼ直交にしてください。
- (注8) 端子【X1】~【X5】(デジタル入力), 端子【Y1】~【Y2】(トランジスタ出力), 端子【FM】(モニタ出力)に記載の各機能は, 工場出荷時に割り付けられている機能を示します。
- (注9) 制御プリント基板上の切換スイッチ。これらのスイッチを使用してインバータの入出力信号の仕様変更ができます。
- (注10) サーマルリレーの補助接点(手動復帰)にて配線用遮断器(MCCB)または電磁接触器(MC)をトリップさせてください。
- (注11) 安全機能端子[EN1][EN2][PLC]間は, 工場出荷状態では短絡導体が接続されています。本機能を使用する場合は短絡導体をはずしてから接続してください。
- (注12) と は分離, 絶縁されています。
- (注13)18.5kW,22kWのみです。
オプションのご紹介
FRENIC-Aceのオプションはオプションガイドをご覧ください。