
クリーンエネルギーとエネルギーの安定供給
環境配慮型のエネルギー確保と効率的な利用
低温の熱水・蒸気が熱源になる!?
低温の熱源を有効活用する
地熱バイナリー発電
地熱バイナリー発電
水よりも沸点が低い媒体を利用し、通常の地熱発電では使えない低温熱水などから蒸気を生み発電する「地熱バイナリー発電」。当社は1970年代より地熱発電を展開し、現在では発電設備の世界シェアの約4割を占めています。地熱バイナリー発電には2010年に参入。滝上バイナリーは商用で初の発電所です。
太陽光発電の出力安定化の方法とは?
国内最大級メガソーラーの出力を蓄電池で安定化
当社が全体の設計、調達、建設までを一括で請け負い、2020年2月に操業した「すずらん釧路町太陽光発電所」。日射量の急激な変化への対応課題に対し、当社は蓄電池や充放電を制御するコントローラなど出力安定化技術を導入。発電所合成出力※の変動幅を1分間で1%以内に制御することに成功しました。
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太陽光発電設備と蓄電池などの合成出力
再エネの地産地消
地域エネルギーマネジメントシステムで地産地消に貢献
福島県相馬市にあるIHIグリーンエネルギーセンターに、当社は「地域エネルギーマネジメントシステム」および送受変電設備を提供しています。 太陽光発電による電力は、下水処理場やセンターの水素製造に活用。災害時には復興交流支援センターにも供給されるなど、再エネの地産地消の輪が生まれています。
IoTを活用したバーチャル発電所
VPP(Virtual Power Plant)によるエネルギーの最適化
VPPとは需要家の発電機や大型蓄電池などのリソースをIoTで一括制御し、1つの発電所のように機能させる仕組みです。当社は電力会社との「配電系統自動化システム」開発、スマートコミュニティ実証事業の取組みを通じて、電力グリッドの高度なノウハウを蓄積。2016年より蓄電池システムの技術も開発しています。
安定したエネルギーインフラの獲得
狭い山間部にも安定したインフラを構築
限られた場所でも電力インフラを作るエンジニアリング力
当社が手がけた手取川第一発電所は山間部に建設され、特に機器設置スペースは狭小という条件下にありました。そこで、発電所の建屋屋上にガス絶縁開閉装置(GIS)などを設置。導入する機器構成を複合化し、合理的な設計でレイアウトを徹底して小型化することで、用地の省スペース化を実現しました。
海外でも評価される電力インフラづくりの総合力
カンボジア最大級商業施設の電力設備工事を一括請負
広く海外に展開する富士電機グループ。カンボジアの「イオンモール セン ソック シティ」では、グループがもつ「エンジニアリング力」「高品質な製品提供力」「現地での工事及び工程管理力」を活かし、電気設備工事をトータルでプロデュース。国内外を問わず総合力を活かした電力インフラづくりが可能です。
世界最大プラントを守る世界最大出力を誇る装置
世界最大の変圧整流装置で
安定稼働に貢献
安定稼働に貢献
直流電力が不可欠なアルミ製錬。当社はバーレーンにある世界最大のアルミ製錬プラントにおいて、直流電力に変換する大容量変圧整流装置「S-Former」を提供。同時にプラントエンジニアリングも行い、「無事故で最も高いパフォーマンスを発揮した企業」として当プラントを運営するALBA社から表彰も受けました。
鉄道を安定運行させるための収める技術とは?
国内最大級の23回線を制御する配電盤を設計・設置
鉄道用変電所はワンフロアに多くの電気設備を配置することが必要です。当社は多くの回線を誇る鉄道用変電所に、直流高速度真空遮断器を含む配電盤一式を納入。盤の形状やケーブルの引込口など細部までオーダーメイド的に設計することで、限られたスペースに23回線を含む配電盤を収めることに成功しました。
データセンターのエネルギーを丸ごと提案
データセンターに不可欠な
電気設備・サービスを提供
電気設備・サービスを提供
当社ではデータセンターに欠かせない変電設備を中心に、特高から低圧まで幅広い電気設備をラインアップ。高効率大容量UPSや非常用発電機など、ほぼ全ての電源システムを自社で設計・製造している点も特長。据付工事、保守・サービスも提供し、電力の安定供給と設備の省エネに貢献しています。
Clean energy
Automation & Energy saving / Factory
Automation & Energy saving / City