日野市教育委員会様

ダッシュボード
日野市教育委員会ダッシュボード
ICT活用における課題把握・解決の支援を通じて、学びの深化に貢献

MISSION
導入の目的

教育現場の課題を発見個別最適化された支援につなげる

東京都日野市では、富士電機ITソリューションが提案した教育データダッシュボードを採用し、2025年10月より使用を開始しました。 ダッシュボードの活用で、市内の全25校(小学校17校、中学校8校)におけるICT活用状況やICT活用指導力を可視化。 クロス集計による効果的な分析を通して、伸び悩んでいたICTツールのさらなる利活用促進を目指しています。 また、教員のICT活用指導力の格差を解消するため、それぞれの学校や教員が抱える課題に合わせた支援策の検討を進めていく方針です。

ICTツールの利活用促進、教育現場の状況を可視化、クロス集計による効果的な分析、事例共有による全体の底上げ




データ分析を通じてICT 活用を次のステージへ

 日野市では、GIGAスクール構想の開始以降、Chromebook をはじめとするICTツールの利活用率が順調に向上してきたものの、 近年は伸び悩みを見せていました。その中で、さらなるICT利活用を促進していくため、データに基づいて現状の課題を明確にし、 原因を洗い出した上で課題解決を支援してくれるダッシュボードに大きな期待を持っていました。
 富士電機ITソリューションからの提案は、ICT支援の月次報告をはじめ、教員および児童生徒の端末利活用に関するアンケートの 調査結果をダッシュボード化するもので、市の要望に合わせて柔軟にカスタマイズできる点が大きな魅力でした。 特に、従来のPDF形式の報告書では、見落とされがちだったデータの相関関係も視覚的に捉えやすくなり、 これまで気がつかなかった傾向や課題の発見など、新たな知見の獲得が可能になるのではと期待していました。
 

直感的で柔軟な分析が実現認識のギャップが明確化

 実際にダッシュボードを使用してみると、Googleフォームで実施したアンケートを通じて集計したデータがグラフで可視化され、 非常に見やすく理解しやすいと感じています。特に優れているのは、特定の項目をクリックすると自動でフィルタが適用されて、 関連する全てのグラフの対象が絞り込まれる機能です。これにより学年や教科、学校規模といった様々な視点から結果を 深掘りすることが容易になりました。複雑な操作を必要とせずに、気になる箇所をすぐに確認できるため、分析にかかる手間が 大幅に削減されています。
 分析を通じて、学校間、学年・教科間での利活用状況に明確な差があることがわかりました。教員アンケートの回答(利活用への認識)と 実際の学習アプリの利用ログ(利活用実態)をクロス集計した結果、教員が「自分たちは使っている」と認識していても、 実際には利活用が進んでいないといった「認識とのギャップ」があることも判明しました。こうした認識と実態の乖離を把握できたことは、 今後進めていく施策の検討に向けた大きな収穫であると評価しています。

データに基づき個別最適な支援富士電機ITソリューションの
継続的なサポートに期待

 今後は、ダッシュボードによって可視化した学校間・教員間の利活用状況の差をもとに、各学校の課題に合った支援内容を検討していく方針です。 ICTの活用率が低い学校に対しては、活用率が高い学校が取り組んでいる事例を共有するなどして、全体の底上げを意識した施策を推進し、 利活用率のさらなる向上を図っていきます。
 現在のところ、ダッシュボードの運用はスタートしたばかりの初期段階です。次の段階としては、例えば、アンケートで否定的な意見について、 「なぜ否定的なのか」という意見の理由を深掘りするような項目を、ダッシュボード上で分析できるようにしたいと考えています。 現状の課題を改善すると共に、利活用への不安を解消するためのデータ活用も進めていきたいと思います。
 また今後は、ダッシュボードのデータ分析結果を学校現場の教員にもフィードバックしていく方針で、認識のギャップを埋めるための校内研修や 指導に活用したいと考えています。加えて、富士電機ITソリューションのICT支援員との密な連携により、データに基づいた学校への 新たな支援策の検討や、「教育ICTコンシェルジュサービス」の活用を通じて、教育委員会としての政策提言についても継続的にサポートを受け、 より効果的なICT利活用を推進していきます。

             
ICT 活用状況の見える化と課題分析



ICT機器の活用ログやアンケート結果など複数のデータを組み合わせ て可視化し、傾向把握や課題発見を支援するダッシュボードを Google の Looker Studio でご提供しています。教育委員会のご要望に応じて カスタマイズが可能で、教育現場の状況を見える化し、分析を通じて学 びの深化や業務改善に貢献します。また、「教育ICTコンシェルジュサービス」 により、データ収集から分析、課題解決策の提案まで一貫したサービス をご提供しています。

ICT 活用状況×活用ログ ダッシュボード(イメージ)

※「教育ICTコンシェルジュ」は登録商標申請中です。