富士電機株式会社

コンデンサ容量測定(通常稼働状態値比較)の方法は?

ご質問

コンデンサ容量測定(通常稼働状態値比較)の方法は?

回答

寿命予報機能を使う場合では実際の使用状態で主回路コンデンサの容量測定を行う必要がありますが、工場出荷値との測定条件が異なるため、実際の使用条件で初期値測定を実施する必要があります。初期値測定を実施した後は、実際の使用状態でコンデンサの容量比較が可能となります。

測定手順

新規購入時(初期値の測定)

1. H98のデータを2進数でbit3を1(ユーザー設定値)に設定する。
例:データ値83(工場出荷値)の場合は8を加算して91に設定する。

2. 主電源を投入しインバータは停止状態でH42H470に設定する。

3. 電源を遮断しLED表示が....が表示された後完全に表示が消えるのを待つ。

4. 再度電源を投入しプログラムモードの「5.メンテナンス情報」でコンデンサ容量が100%になっていることを確認する。H42H47に測定された数値が記入されている。

コンデンサ容量の確認

通常使用状態で電源を遮断する毎にコンデンサ容量が測定されH42に記憶される。プログラムモードの「5.メンテナンス情報」で初期値に対する値を確認できます。

注意事項

なし。

ワンポイントアドバイス

「5.メンテナンス情報」を表示させるために最初にE52(タッチパネルメニュー選択)を、2(フルメニュー)に変更してください。詳細はユーザーズマニュアルの「7.4.1 寿命判断機能」、「3.4.6 アラーム情報を見る」を参照ください。

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