キーパッドの上下キーを押してもデジタル設定周波数を変更できない(2秒間異なる表示が出て変更できない)
ご質問
キーパッドの上下キーを押してもデジタル設定周波数を変更できない(2秒間異なる表示が出て変更できない)
回答
キーパッドの /
キーを押したとき,以下の表示が2秒間出る場合はデジタル設定周波数を変更できません。その場合は表示内容に従った処置をしてください。
なお,カスタマイズロジックでキーパッドのキー情報取り込みが有効な場合など /
キーが別の機能に使用されている場合は表示しません。
カスタマイズロジックの設定を確認してください。
表示内容 | 操作無効の理由 |
---|---|
電圧入力(端子【12】) | |
電流入力(端子【C1】) | |
電圧+電流入力(端子【12】+【C1】) | |
電圧入力(端子【V2】) | |
電圧入力(端子【V3】) | |
UP/DOWN(端子【X1~X9】) | |
パターン運転 | |
OPC-DI(オプション)入力 | |
パルス列入力 | |
RS-485 ポート1入力 | |
RS-485 ポート2入力 | |
バスオプション入力 | |
FRENIC ローダ入力 | |
多段周波数入力 | |
PID 制御入力 | |
指令元なし | |
強制運転(Fire Mode)動作中 *101 |
*101 ROMO500番以降で対応可能となります。
1.
機能コードF01(周波数設定1)または機能コードC30(周波数設定2)が0(キーパッドキー操作)以外になっています。
キーパッドで周波数設定を変更したい場合はF01を0(キーパッドキー操作)に変更してください。
2.
機能コードH30(リンク機能)が1,3,7(RS-485通信ポート1)または4,5,8(RS-485通信ポート2)になっています。
RS-485通信ポート1または2から周波数設定を入力してください。
インバータ本体で周波数設定をしたい場合は,H30を0,2,6(インバータ本体)に変更してください。
3.
機能コードy98(バス機能動作選択)が1,3(フィールドバス)になっています。
フィールドバスオプションカード(OPC-TL,-SX,-PDP2,-COP2,-DEV,-CCL,-ETM)から周波数設定を入力してください。
インバータ本体で周波数設定したい場合は,y98を0,2(機能コードH30による)かつ機能コードH30を0,2,6(インバータ本体)に変更してください。
4.
FRENIC Loaderが接続されています。
FRENIC Loaderから周波数設定を入力してください。
インバータ本体で運転停止したい場合は,FRENIC Loaderの接続を外してください。
5.
多段周波数選択が入力されています。
端子【X1】~【X9】や,端子【FWD】,【REV】のいずれかに配線されている場合,ON状態になっている対象端子の機能コード( 〜 , , )が 〜 ( 『SS1』~『SS3』)に設定されていないか確認してください。
6.
機能コードJ01のデータが1または2のPID制御(プロセス制御)モードで機能コードJ02のデータが0(キーパッドによるPID指令)以外になっています。
キーパッドでPID指令を変更したい場合はJ02を0(キーパッドによるPID指令)に変更してください。
注意事項
なし。
ワンポイントアドバイス
なし。
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