富士電機株式会社

アラームOL1OL2OL3OL4が発生しました。どうしたらいいですか?

ご質問

アラームOL1OL2OL3OL4が発生しました。どうしたらいいですか?

回答

アラームOL1OL2OL3OL4は,モータ1~モータ4のモータ過負荷検出用の電子サーマル機能が動作したことを意味します。 考えられる原因および,対策については以下をご確認ください。

原因 チェックと対策
  • (1)電子サーマルの特性とモータの過負荷特性が合っていない。
モータ特性を確認する。
  • →機能コード(P99*,F10*,F12*)のデータを見直す。
  • →外部サーマルリレーを使用する。
  • (2)電子サーマルの動作レベルが適切でない。
モータの連続許容電流を再確認する。
  • →機能コード(F11*)のデータを再検討し,変更する。
  • (3)加減速時間が短い。
負荷の慣性モーメントと加減速時間から必要な加減速トルクと加減速時間を再計算する。
  • →加減速時間(F07,F08,E10〜E15,H56)を長くする。
  • (4)負荷が大きい。
出力電流を測定する。
  • →負荷を低減する(過負荷予報(E34)を利用し,過負荷になる前に負荷を低減する)。
    冬季には,負荷が大きくなる場合があります。
  • (5)トルクブースト(F09*)が高すぎる。
F09*のデータをチェックし,データを下げてもストールしないか再調整する。
  • → F09*を調整する。

注意事項

なし。

ワンポイントアドバイス

*付き機能コードは,モータ1に限定して説明しています。
モータ2~4をお使いの場合,切換コードは以下のコードとなります。

名称 機能コード
第1モータ 第2モータ 第3モータ 第4モータ
トルクブースト F09 A05 b05 r05
電子サーマル(モータ保護用) (特性選択) F10 A06 b06 r06
(動作レベル) F11 A07 b07 r07
(熱時定数) F12 A08 b08 r08
負荷選択/自動トルクブースト/自動省エネルギー運転 F37 A13 b13 r13
モータ選択 P99 A39 b39 r39

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