富士電機株式会社

オートチューニングの仕方について(誘導電動機)

ご質問

オートチューニングの仕方について(誘導電動機)

回答

 通常のV/f制御でモータを駆動する場合は必要ありませんが、トルクベクトル制御や自動トルクブースト、自動省エネ運転などモータ定数を使った制御を行う場合はモータ定数が正しく設定されていないと十分な性能が得られない場合があります。このような場合にオートチューニングを実施することでモータの定数をインバータに読込むことができます。
 オートチューニングにはモータを回転させる回転チューニングと回転しない停止チューニングがあり、回転チューニングの方が多くのモータ定数を読取れますが、モータを回転させて問題がない場合でモータ負荷が軽い(50%以下のトルク)場合に限られますのでご注意ください。

オートチューニングの仕方について(誘導電動機) (1分54秒)  

設定方法

1. ご使用のモータの特性に合わせて次のこの機能コードを設定下さい。
F04(ベース周波数)
F05(ベース周波数電圧)
P02(モータ容量)
P03(定格電流)

2. オートチューニング機能コードP041(モータ停止状態)または2(モータ回転)を選択しFUNC/DATAキーを押す。

3. 運転指令を入れる。

チューニング方法の詳細は取扱説明書の第4章「4.1.3試運転前の準備」を参照下さい。

注意事項

モータ回転チューニングの場合は負荷が加減速可能な加速時間(F07)・減速時間(F08)をあらかじめ設定しておいてください。

ワンポイントアドバイス

なし。

アンケートにご協力ください

問題は解決しましたか?
記事内容について
ご意見等があればご記入ください

※ 返信が必要な場合(ご質問・お問い合わせ等)は、 お問い合わせフォーム 新しいウィンドウで開く をご利用ください。

送信しました。
ご協力ありがとうございました。

関連資料

その他の質問

カタログ請求・製品購入

価格、納期についてのお問い合わせやカタログ請求は当社営業または代理店にお問い合わせください。

国内販売ネットワーク

技術相談窓口

導入前の製品の技術的なご質問も、電話、メールでお受けしております。

お問い合わせフォーム
受付時間
(春季・夏季・年末年始の弊社休業日を除く)
平日(月〜金曜日) AM9:00~PM7:00
土・日・祝日 AM9:00~PM5:00

アフターサービス

製品に不都合が生じた場合は、お近くの拠点にお問い合わせください。

ページの先頭へ戻る