ホーム 製品情報 低圧インバータ FRENIC-VG FAQ -FRENIC-VG ASRの調整方法について Menu 低圧インバータ FRENIC-VG FRENIC-MEGA(G2) FRENIC-Ace(E3) FRENIC-Ace FRENIC-Mini FRENIC-HVAC FRENIC-HF 周辺機器 富士コンパクト形電源回生コンバータFRENIC-eRHRシリーズ 富士コンパクト形 電源回生PWMコンバータFRENIC-eRHCシリーズ 高力率・電源回生PWMコンバータRHCシリーズ サージ抑制ユニット オプション オプションガイド 生産終了品 プロモーション動画 ダウンロード ダウンロード コンポ通信 外形図・CAD サービス&サポート eラーニング FAQ 富士電機 FA Webサイト PRODUCT SELECTOR 低圧インバータの設定・メンテナンスがグッと楽になる! ASRの調整方法について 主な機能・特長 共通仕様 形式一覧 FAQ カタログ ダウンロード ご質問 ASRの調整方法について 回答 【速度指令の変化に対する実速度の追従を改善したい】 ■負荷のイナーシャ(慣性)が大きい場合 ①Pゲイン()を大きくします。(目安現状の2倍で改善するか様子を見る) 実速度の追従性が不十分な場合は、①を繰り返します。 振動が発生したら、それ以上は危険なので調整をやめます。 ※ 工場出荷値の=10はモータ単体のイナーシャ(慣性) 初期値相当での適正値になっています。モータ軸換算でのイナーシャの大きさに応じ、このPゲインを調整します。 例:モータと同一のイナーシャの負荷が付いている場合 Pゲイン=10×(1+1)=20が目安になります。 上記の調整だけでは加減速時に望ましい追従性が得られない場合,フィードフォワードゲイン()の併用で改善される場合があります。を0から徐々に大きくし,改善がみられたならオーバーシュートやアンダーシュートが許容レベルとなるよう,Pゲイン()、積分定数()の調整してください。設定を大きくし過ぎると起動時,停止時にショックが発生しますのでご注意ください。 ■負荷のイナーシャ(慣性)は大きくない場合 ②積分定数()を小さくします。(目安現状の1/2で状態変化するか様子を見る) 実速度の追従性が不十分な場合は、②を繰り返します。 振動が発生したら、それ以上は危険なので調整をやめます。 ※ ここに記載したASR調整の他にも加減速時間の調整やS字加減速の調整により,実速度の追従性を改善できる場合があります。 【負荷変動による速度変動を改善したい】 ■負荷のイナーシャ(慣性)は大きくない場合 ①Pゲイン()を大きくします。(目安現状の2倍で状態変化するか様子を見る) 変動改善が不十分な場合は、①を繰り返します。振動が発生したら、それ以上は危険なので調整をやめます。 ※ 工場出荷値の=10はモータ単体のイナーシャ(慣性)での適正値になっています。モータ軸換算でのイナーシャの大きさに応じ、このPゲインを調整します。 例:モータと同一のイナーシャの負荷が付いている場合 Pゲイン=10×(1+1)=20が目安になります。 ②積分定数()を小さくします。(目安現状の1/2で状態変化するか様子を見る)変動改善が不十分な場合は、②を繰り返します。振動が発生したら、それ以上は危険なので調整をやめます。 ※ フィードフォワードゲイン()は負荷変動による速度変動の低減には効果がありません。 【オーバーシュート/アンダーシュートを無くしたい】 ①Pゲイン()を大きくします。(目安現状の2倍で状態変化するか様子を見る) オーバーシュート,アンダーシュートが許容レベルとなるまで、①を繰り返します。 振動が発生したり,オーバーシュート/アンダーシュートが許容レベルに到達しない場合, Pゲイン()の調整をやめ,積分定数()を調整します。 ②積分定数()を小さくします。(目安現状の1/2で状態変化するか様子を見る)オーバーシュート,アンダーシュートが許容レベルとなるまで,②を繰り返します。振動が発生したら、それ以上は危険なので調整をやめます。 【振動(機械共振)を無くしたい】 ①Pゲイン()を小さくする。(目安現状の1/2で状態変化するか様子を見る) ②積分時定数()を大きくする。(目安現状の2倍で状態変化するか様子を見る)振動が改善するまで①⇒②を繰り返します。調整しても状態に変化が現れない場合は,機械側の固有振動周波数が低い,偏心や負荷変動が大きすぎる,エンコーダの破損等が原因となっている可能性があります。ASRの調整だけでは対応困難なため,機械側の機構見直しやエンコーダ交換などが必要となる場合があります。機械側の調査・検討をお願いします。 注意事項 ASRの調整を行った後、最高速度()の変更を行うとPゲイン()の内部換算定数が変更されるため再度、ASR調整が必要になります。最初に最高速度を設定した後、ASRの調整は行ってください。 ワンポイントアドバイス なし。 アンケートにご協力ください 問題は解決しましたか? 問題は解決した 一部解決した 解決できなかったが、参考になった 参考にならなかった 記事内容について わかりやすい ふつう 内容が難しい 知りたい情報ではなかった ご意見等があればご記入ください ※ 返信が必要な場合(ご質問・お問い合わせ等)は、 お問い合わせフォーム をご利用ください。 送信する 送信しました。ご協力ありがとうございました。 関連資料 FRENIC-VG ユーザーズマニュアル ユニット・機能コード編 FRENIC-VG ユーザーズマニュアル オプション編 その他の質問 FRENIC-VG- FAQトップページへ戻る お問い合わせ カタログ請求・製品購入 価格、納期についてのお問い合わせやカタログ請求は当社営業または代理店にお問い合わせください。 国内販売ネットワーク 技術相談窓口 導入前の製品の技術的なご質問も、電話、メールでお受けしております。 お問い合わせフォーム TEL: 0120-128-220 受付時間(春季・夏季・年末年始の弊社休業日を除く) 平日(月〜金曜日) AM9:00~PM7:00 土・日・祝日 AM9:00~PM5:00 アフターサービス 製品に不都合が生じた場合は、お近くの拠点にお問い合わせください。 国内ネットワーク 海外ネットワーク 関連製品 高圧インバータ モータ/応用製品 プログラマブルコントローラ プログラマブル表示器 計測機器 受配電・制御機器 サーボシステム